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10月5日 精白した酒米の洗米・浸漬作業が始まりました

富士川町産の契約栽培した美山錦を自家精米した後、少しの日数タンクで寝かせたものを約10kgずつ丁寧に洗米して水に浸して吸水させます。

お米の洗米や浸漬は、お米の種類や収穫場所、作柄、気温、水温によって微妙に変わります。その時々によって変化する気の抜けない作業です。

写真は杜氏が精白した酒米10kgを最初の洗米・浸漬処理をしている際にお米の吸水率を目視で確認しているところです。適切な吸水時間の目安を探しています。お米の外側から中心に向かって透明になる程度でその時間を見極めています。まさに熟練の技と言えます。

その後、よく水を切った吸水後のお米の重量を計り、適切な吸水量になっていることを確認、その後二回目以降からは浸漬時間を微調整してストップウォッチで秒単位で決めた洗米・浸漬時間で作業を進めます。

お酒づくりはどの作業においても非常に繊細で根気のいる作業の繰り返しです。